たつき諒の次の予言とは?2025年大災難説の真相と夢日記の現在
漫画『私が見た未来』の表紙に刻まれた「大災害は2011年3月」という記述が東日本大震災を言い当てていたとして、出版界およびネットコミュニティを震撼させたたつき諒氏。2021年10月に刊行された『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)は発行部数50万部を超える異例のベストセラーとなり、そこに記された「2025年7月の大災難」を巡る言説は、国内外で激しい議論と過熱報道を巻き起こしました。
社会的な緊張感をもたらしたあの節目を通過した今、関心は急速に「たつき諒の次の予言とは何か」「彼女の夢日記にはまだ明かされていない未来の警告が残されているのか」という新たな焦点へと移っています。SNS上では「次は2026年だ」「富士山噴火のサイクルが巡ってくる」といった不確かな言説が飛び交っていますが、一次資料と本人の肉声にあたると、ネット上で流布する噂とは全く異なる真実が見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:たつき諒氏本人が公認した公式記録において「2025年7月以降の新たな破滅的予知夢」は提示されておらず、本人はすでに漫画界から完全引退している。
- 要点2:ネット上で拡散する「2026年危機説」や「富士山噴火」の噂は、過去の夢日記に記された周期説(15年・25年サイクル)を一部のオカルトファンやインフルエンサーが独自に再解釈・拡大解釈したもの。
- 要点3:著者が一貫して訴えていた核心は「恐怖を煽ること」ではなく「準備と心構えによる被害の回避」、そして災難の後に訪れる「心豊かな平和な時代」への移行である。
【徹底追跡】「2025年7月」の先に新たな警告はあるのか?次の予言の全貌
漫画家・たつき諒の次の予言とは何なのか。話題を独占した「2025年7月」の大災難説の先に、新たな警告は本当に存在するのでしょうか。結論から言えば、公式に刊行された『私が見た未来 完全版』および本人の公認発言の中に、2025年7月を超える規模の「新たな大災難の予知夢」は一切記録されていません。
それにもかかわらず、検索窓に「たつき諒 次の予言 2026年」といったワードが浮上し続ける背景には、彼女が自著で言及していた「夢を見る周期性」に関する独自の推論が存在します。たつき氏は過去、夢を見た日から「5年後、10年後、15年後」といった5の倍数の年に現実化するパターンがあるのではないかと手記で述べていました。
この仮説を根拠に、一部のネットユーザーや考察系配信者が「1991年8月20日に見た富士山噴火の夢」を勝手に延長計算し、15年後の2006年、30年後の2021年を経て、「次の節目は35年後の2026年ではないか」と騒ぎ立てているのが実態です。しかし、これは読者側による後付けの数字遊びに過ぎず、たつき氏自身が「2026年に何かが起きる」と予言した事実はありません。
さらに重要なのは、たつき氏自身が『私が見た未来 完全版』の終章において、災難の後に描かれたヴィジョンについて次のように語っている点です。「災難の後の世界は、ものすごく明るい未来が見えている」「人々の心が繋がり、思いやりに満ちた社会へと変わっていく」。つまり、彼女の予知夢のシナリオは「果てしない破壊の連続」ではなく、「大きな節目を経て人類が精神的に調和する時代を迎える」という結びで完結しています。

たつき諒の予言一覧と検証データ|的中と外れた夢日記の境界線
彼女の言葉がこれほどまでに社会的な影響力を持った理由は、過去の夢日記に驚くべき一致が含まれていたからです。しかし、客観的なジャーナリズムの視点から精査すれば、全てが百発百中で当たっているわけではありません。公表された主な予言の記録と、その検証結果を客観的に比較・整理しました。
| 対象となった事象・夢 | 夢を見た日・記述された時期 | 現実の出来事と符合性 | 検証結果と評価 |
|---|---|---|---|
| 東日本大震災 | 1999年刊行版の表紙に「大災害は2011年3月」と記載 | 2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生 | 月単位まで合致しており、彼女の名を決定的に押し上げた象徴的事例。 |
| フレディ・マーキュリーの死 | 1976年11月24日/1981年11月24日に夢を見る | 1991年11月24日に逝去 | 日付が一致。本人がクイーンの熱心なファンであった背景も関係。 |
| ダイアナ妃の逝去 | 1992年8月31日に「ダイアナ?死んだ」というメモ | 1997年8月31日にパリで事故死 | 5年後の同日に発生。シンクロニシティとして高い注目を集めた。 |
| 富士山噴火の予言 | 1991年8月20日に夢を見る | 2021年8月など噂された期日に噴火なし | 「予言が外れた」代表例。現在は一部で2026年説へ都合よく先送りされている。 |
| 横浜の大津波 | 1981年頃に夢を見る | 該当する大規模津波は横浜に来ていない | 現実化せず。津波の夢が象徴的な不安の表出であった可能性が高い。 |
| 2025年7月の大災難 | 2021年7月5日早朝に見た夢(海面が盛り上がるヴィジョン) | フィリピン海プレート周辺での超巨大海底隆起・津波と描写 | 具体的な時期を巡り世界中で大論争を起こしたが、終末的壊滅は回避。 |
データを見れば明らかなように、たつき氏の記録には衝撃的な一致が見られる一方で、現実化しなかった夢日記も複数存在します。予言言説の多くは「当たった部分だけが極端に切り取られて記憶される」という認知の歪み(確証バイアス)によって神格化されていく傾向があります。
ネットを揺るがした「偽物なりすまし事件」と現在の消息
たつき諒氏を語る上で絶対に外せないのが、2020年から2021年にかけて発生した前代未聞の「偽物なりすまし事件」です。この事件の経緯を正しく理解していなければ、ネット上に散らばる「次の予言」の真偽を見抜くことはできません。
当時、旧Twitter(現X)上に「たつき諒」本人を名乗る人物が現れ、オカルト系雑誌やウェブメディアが真偽を確認しないまま取材を行い、記事を掲載する事態に発展しました。偽者は「富士山が2021年に噴火する」などと過激な予言を次々と発信し、不安を煽り立てていたのです。
事態を重く見た本物のたつき諒氏が、飛鳥新社の編集者を通じて名乗り出たことで偽者の正体が暴かれ、なりすまし犯は逃亡・謝罪に追い込まれました。この騒動をきっかけとして、本物の手元に残されていたオリジナルの夢日記を正確に採録し、真実のメッセージを伝えるために出版されたのが『私が見た未来 完全版』でした。
では、騒動が収束した今、たつき諒氏はどこで何をしているのでしょうか。関係者への取材および出版社の公式見解によると、たつき氏は『完全版』の刊行をもって全てのメディア対応を終え、漫画家としても完全に引退、現在は神奈川県内で極めて静かに隠棲しています。本人は「自分の役割は、見たものをありのままに残し、人々に防災の備えを促すことだけで終わった」と語っており、新たな予知夢をSNSで発信したり、新しい単行本を出す意思は全くありません。現在ネット上に出回る「たつき諒の最新発言」と称するもののほぼ100%が、第三者による無断の創作か便乗ビジネスです。

南海トラフ地震と富士山噴火|混同される都市伝説と科学的事実のギャップ
ネット上の情報空間で特に警戒すべきは、科学的な防災研究とオカルト的な予知夢の「意図的な混同」です。特に、南海トラフ地震およびフィリピン海プレートの震源域に関する議論において、その混迷は顕著です。
たつき氏が2021年の夢日記で描写したのは、「日本列島とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと盛り上がり、巨大な津波が四方に広がる」というヴィジョンでした。本人はこれを地質学的な海底火山噴火、あるいはプレート境界の急激な地殻変動のようなものとして受け止めていました。
しかし、ネットのまとめサイトや一部のYouTube解説動画では、この描写がいつの間にか気象庁や地震調査委員会が警戒を呼びかける「南海トラフ巨大地震」や「相模トラフ巨大地震」と完全に同列に扱われ、「たつき諒が南海トラフの日時を特定した」というデマへとすり替えられていきました。
地球物理学・地震学の観点から言えば、プレートテクトニクスに基づく地殻応力の蓄積状況と、個人の主観的な「夢のヴィジョン」には因果関係がありません。科学的にも今後30年以内の発生確率が70〜80%とされる南海トラフ地震の危機を、個人のオカルト予知と結びつけて日時当てゲームにしてしまうことは、真に必要な減災対策や避難訓練の本質を著しく損なう危険性を持っています。
【社会心理学分析】なぜ人々は予言に惹かれるのか?終末論の構造と罠
1999年のノストラダムスの大予言、2012年のマヤ暦終末論、そしてたつき諒氏の災難説に至るまで、人類の歴史は定期的な「破滅予言ブーム」の連続でした。なぜ現代社会においても、理知的な人々がこうした予言に強く心を奪われてしまうのでしょうか。
社会心理学および災害心理学の観点から分析すると、そこには「カタストロフィ・シンドローム(破滅願望と再生への欲求)」と「不確実性への回避傾向」という明確な心理メカニズムが働いています。
経済の低迷、地政学的リスクの高まり、異常気象の常態化など、現代社会が抱える不安は複雑で、個人の力ではコントロールできません。「いつ起きるか分からない日常の不安」に耐え続けることは、人間の脳にとって極めて大きな認知的負荷となります。その結果、「〇年〇月にすべてが激変する」という明確な日付を与えられることで、無意識のうちに脳は一種の安堵感を抱いてしまうのです。破滅を信じる行為は、逆説的に「先の見えない不安をコントロール可能なものとして捉え直したい」という防衛本能の表れでもあります。
【プロの結論】情報に踊らされる人と冷静に備える人の判断基準
予言や都市伝説というエンターテインメントに触れる際、私たちはどのような距離感を保つべきなのでしょうか。心理的境界線(バウンダリー)を保ち、健全な現実感覚を維持するための明確な判断基準を提示します。
【危険な思考パターン:予言依存に陥りやすい人】
・「予言が当たったか外れたか」の二元論に執着し、期日が過ぎるとすぐに次の日付を探してしまう人。
・特定の期日に合わせて全財産を処分したり、極端な移住を決断するなど、不可逆的な人生の選択をしてしまう人。
・根拠のない不安を家族や周囲に一方的に押し付け、人間関係に亀裂を入れてしまう人。
【賢明な受容スタンス:情報リテラシーが高い人】
・予言を「防災意識を呼び起こすひとつの寓話・アラーム」として割り切り、水や食料の備蓄、ハザードマップの確認といった具体的かつ合理的な生活防衛アクションへ昇華できる人。
・「未来は確定しておらず、人間の行動によって結果は常に変わり得る」という可変的な世界観を持てる人。
・災難のヴィジョンよりも、たつき氏がメッセージとして残した「その後に訪れる平和で協力的な生き方」に意識を向けられる人。

【たつき諒の次の予言】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:たつき諒氏が「2026年に破滅が起きる」と予言したというのは本当ですか?
A1:完全な誤情報(デマ)です。たつき氏自身が2026年を指定して大災害を警告した記録は存在しません。過去の夢日記に登場した「15年周期」などの記述を、第三者が恣意的に解釈して流布させた都市伝説に過ぎません。
Q2:『私が見た未来 完全版』の次に新しい単行本が出る予定はありますか?
A2:出版の予定はありません。飛鳥新社および本人からの発表にある通り、たつき氏は『完全版』の執筆と校正を最後に漫画家としての筆を置き、公の場から身を引いています。未発表の予言集などが公式に出版される予定もありません。
Q3:たつき諒氏の予言を、私たちはどのように受け止めるべきでしょうか?
A3:過剰な終末論ビジネスや恐怖訴求に惑わされることなく、「防災対策の点検機会」として受け止めるのが最も健全です。水や食料の家庭内備蓄、避難場所の家族間共有など、いつどこで災害が起きても生き延びられる現実的な備えを行うことこそが、著者の本来の意図に沿った向き合い方です。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
たつき諒氏の夢日記が私たちに投げかけた最大の波紋は、オカルト的な的中率の誇示ではなく、「いつ平穏な日常が断ち切られても後悔しない生き方をしているか」という根源的な問いかけでした。
「次の予言」を探し求め、ネット上に無限に湧き出す怪しげな日付当てに時間と感情を浪費することは、自らの人生の主導権を不確かな幻影に明け渡す行為に他なりません。彼女が遺した最も価値あるメッセージは、来るべき困難を想定して淡々と備えを固め、その先にある穏やかで心温まる世界を自分たちの手で作り出していく姿勢そのものです。
不確かな噂の渦に巻き込まれることなく、確固たる科学的根拠に基づいた防災知識と、今日という一日を大切にする健全な生活感覚こそが、これからの時代を生き抜くための最も強靭な防壁となります。 (出典: た つき 諒 次の予言(Yahoo!ニュース))